消費者金融・クレジットカード会社別の高額回収事例
- はじめに
- クレジットカード会社の過払金高額回収事例
- SMBCファイナンスサービス(セディナ・OMCカード・セントラルファイナンス)の高額回収事例
- オリエントコーポレーション(オリコ)の高額回収事例
- クレディセゾンの高額回収事例
- イオンクレジットサービスの高額回収事例
- 三菱UFJニコス(日本信販)の高額回収事例
- ライフカードの高額回収事例
- ポケットカードの高額回収事例
- 消費者金融の過払金高額回収事例
- アコムの高額回収事例
- SMBCコンシューマーファイナンス(プロミス)の高額回収事例
- アイフルの高額回収事例
- 新生フィナンシャル(レイク)の高額回収事例
- 新生パーソナルローン(シンキ・ノーローン)の高額回収事例
- 弁護士によるまとめ
はじめに
過払金回収の手続きを弁護士に依頼した場合、どの程度の過払金が回収できるかは気になるところと思います。このページでは、消費者金融・クレジットカード会社別に、高額回収ができた事例を見ていきます。
クレジットカード会社の過払金高額回収事例
クレジットカード会社の高額回収ができた事例をご紹介します。
SMBCファイナンスサービス(セディナ・OMCカード・セントラルファイナンス)の高額回収事例
過払金回収事例
回収金額 | 545万円 |
取引期間 | 1986年(昭和61年)~2021年(令和3年) |
解決方法 | 裁判上の和解 |
備考
取引履歴が昭和の終わり頃までしか遡って出てこないことから、回収に限界があるケースもあります。本件も、実際には1986年(昭和61年)より前から取引があったようですが、手持ちの証拠がなく、開示された取引履歴を前提に過払金を請求しました。
オリエントコーポレーション(オリコ)の高額回収事例
過払金回収事例
回収金額 | 595万円 |
取引期間 | 1990年(平成2年)~2016年(平成28年) |
解決方法 | 裁判上の和解 |
備考取引履歴が平成の初め頃までしか遡って出てこないことから、回収に限界があるケースもあります。本件も、実際には1990年(平成2年)より前から取引があったようですが、手持ちの証拠がなく、開示された取引履歴を前提に過払金を請求しました。
クレディセゾンの高額回収事例
過払金回収事例
回収金額 | 480万円 |
取引期間 | 1991年(平成3年)~2017年(平成29年) |
解決方法 | 裁判上の和解 |
備考取引履歴が平成の初め頃までしか遡って出てこないことから、回収に限界があるケースもあります。本件も、実際には1991年(平成3年)より前から取引があったようですが、手持ちの証拠がなく、開示された取引履歴を前提に過払金を請求しました。
イオンクレジットサービスの高額回収事例
過払金回収事例
回収金額 | 420万円 |
取引期間 | 1990年(平成2年)~2017年(平成29年) |
解決方法 | 裁判上の和解 |
三菱UFJニコス(日本信販)の高額回収事例
過払金回収事例
回収金額 | 445万円 |
取引期間 | 1994年(平成6年)~2019年(令和元年) |
解決方法 | 裁判上の和解 |
備考取引履歴が平成の初め頃までしか遡って出てこないことから、回収に限界があるケースがよくあります。本件も、実際には1994年(平成6年)より前から取引があったようですが、手持ちの証拠がなく、開示された取引履歴を前提に過払金を請求しました。
ライフカードの高額回収事例
過払金回収事例
回収金額 | 330万円 |
取引期間 | 1994年(平成6年)~2012年(平成24年) |
解決方法 | 裁判上の和解 |
備考2000年6月30日に会社更生しており、それ以前の過払金を請求できないことから、回収に限界があるケースがよくあります。本件も、2000年6月30日時点で過払金が発生していましたが、その分の過払金は請求をしていません。
ポケットカードの高額回収事例
過払金回収事例
回収金額 | 418万円 |
取引期間 | 1996年(平成8年)~2022年(令和4年) |
解決方法 | 裁判上の和解 |
消費者金融の過払金高額回収事例
ここまでクレジットカード会社の高額回収事例を紹介しました。
次は消費者金融の事例ですが、取引枠が数百万と大きい場合があること、契約利率がクレジットカードよりも高いケースがあること等から、回収できる過払金が高額になるケースが比較すると多いと言えます。
アコムの高額回収事例
過払金回収事例
回収金額 | 1590万円 |
取引期間 | 1984年(昭和59年)~2022年(令和5年) |
解決方法 | 裁判上の和解 |
備考①取引開始が古い場合、昭和の頃まで遡って取引履歴が開示されること
②取引枠が200万円〜300万円と大きい場合があること
③契約利率が高い場合が多いこと
等から、過払金の回収額が1000万円を超えるケースが散見されます。
本件も、
①´アコムとの取引を開始した昭和59年にさかのぼって取引履歴が開示されたこと
②´取引枠が最大200万円と大きかったこと、
③´取引当初の利率が年47.45%と高かったこと
等から、1590万円と大きな金額の過払金を回収できました。
SMBCコンシューマーファイナンス(プロミス)の高額回収事例
過払金回収事例
回収金額 | 1300万円 |
取引期間 | 1981年(昭和56年)~2019年(令和元年) |
解決方法 | 裁判上の和解 |
備考アコムと同様、①取引開始が古い場合、昭和の頃まで遡って取引履歴が開示されること、②取引枠が200万円〜300万円と大きい場合があること、③契約利率が高い場合が多いこと等から、過払金の回収額が1000万円を超えるケースが散見されます。
アイフルの高額回収事例
過払金回収事例
回収金額 | 1000万円 |
取引期間 | 1998年(平成10年)~2021年(令和3年) |
解決方法 | 判決 |
備考①取引枠が200万円〜300万円と大きい場合があること、②契
本件は、取引枠が180万円、当初の契約利率が29.2%、取引
新生フィナンシャル(レイク)の高額回収事例
過払金回収事例
回収金額 | 600万円 |
取引期間 | 1990年(平成2年)~2013年(平成25年) |
解決方法 | 裁判上の和解 |
備考①取引枠が200万円〜300万円と大きい場合があること、②契約利率が高い場合が多いこと等から過払金が高額になるケースがあります。一方、③取引履歴が平成の初め頃までしか遡って出てこないこと、④平成10年(1998年)に会社の切り替えがあり、それ以前に発生した過払金の回収ができないケースが多いこと等から、アコム・プロミスほど高額の過払金になりにくい傾向があります。
本件は、④の平成10年(1998年)に会社の切り替えの問題があり、過払金の額が圧縮されましたが、それでも600万円の過払金を回収できました。
新生パーソナルローン(シンキ・ノーローン)の高額回収事例
過払金回収事例
回収金額 | 600万円 |
取引期間 | 2001年(平成13年)~2021年(令和3年) |
解決方法 | 提訴前和解 |
備考①取引枠が大きい場合があること、②契約利率が高い場合が多いこと等から過払金が高額になるケースがあります。一方、新生パーソナルローンで取引をしている方はやや少ないためか、極端な高額回収事例は少なめです。
本件は、取引当初に200万円を借入、契約利率が27.5%と高かったことから、600万円と高額の過払金が発生しました。
弁護士によるまとめ
以上、過払金の高額回収ができた事例を紹介しました。取引開始が古かったり、取引枠が大きいと高額の過払金が発生していることがあります。消費者金融やクレジットカード会社でキャッシングをしていて、過払金が発生しているかもと思われている方は、0120-7867-30(みお綜合法律事務所)までご連絡ください。
